ペダルは回すが正解!

ペダリングについては、朝練を通じていろんな方からアドバイスや指摘をもらっています。とてもありがたい環境で練習ができてます。

そんな朝練時の指摘の中でよく言われるのが
「ペダルを踏んでいる」
という指摘。
ペダリングについては、
 ・回すもの
 ・筋肉の伸展・収縮を意識する
など、さまざまな意見があってどれが正解かわからないかった状態で、この指摘を受けました。自分が意識してるペダリングは後者のほうで、筋肉の伸展と収縮を意識して、スムーズに筋肉の動きが連動するようにしている(つもり)。これをやっておけば、結局のところ、踏み足引き足を意識できるようになり、自然と下死点と上死点は踏まないということになる。
これこそが「ペダルを回す」につながるものだと思っていた。
 
しかしこの方法だとデメリットもあって、5倍以上の力で踏んでいくような場面だと、苦しくなって伸展と収縮を「スムーズ」に動かすことが辛くなる。練習が足りないと言われればそうなのだけど、スムーズに動かせなくなって踏む事にしか意識がいかなくなってしまう。詳しく言うと、踏む事にしか意識がいかないというより、本来人間が持っている本能的な動きしかできなくなる。といったほうが正しいか。
筋肉の伸展と収縮を意識するだと、5倍以上の強度の場合
 
きつい→ペダル踏むのみ→乳酸たまる→息もあがる
 
のプロセスを経て、足が止まってしまう。そんな中で「踏んでいる」という指摘があったので、やっぱりなーという気持ちがあり、ペダリングを変える決意がついた。
「回す」というペダリング方法に変えて、あえて下死点、上死点もペダルを意識して動かす。ここでのみそは「下死点、上死点でもペダルを動かす」ということ、下死点だと、ペダルを後方に。上死点だと、ペダルを前方に意識して動かすということだ。
 
最初に変えてみて思ったのは、筋肉が痛くなる部分が変わったということ、ペダリングを変える前は、主に四頭筋と臀筋。変えた後は、股関節と臀筋になった。股関節が痛くなるというより、股関節周りの筋肉が痛くなっているというほうが表現が正しいかもしれないが、色んな記事で股関節を正しく使ってないとか、腸腰筋が使えてないとか、言う記事を見ていたので、いい方向かなと思っている。四頭筋が痛くならないのは本当にいい傾向。
この回すというペダリングの効果が見えてきたのは、続けて1か月後ぐらいの朝練で、なんといつもの2分登坂を5倍以上の強度で登っていたが、ちょうど5倍ぐらいで登れるようになっていた。これに加えて四頭筋が痛くないので、最後きつくなっても四頭筋を導引できるダンシングで粘れる(いつもは踏む事しかできなくなる)。
 
きつい→ペダル踏むのみ→乳酸たまる→息もあがる
から
きつい→けどダンシングはできるので粘れる
に変化
 
まさにペダリングの正解をいつもの朝練で証明できたってところ。
 
ペダリングは本当奥が深くて、自分なんかがすべてを網羅できるわけないけど、今の自分なりのベストがわかった気がする。回すペダリング、おススメです。強度が高くなると置いて行かれる人実行してみてください。
 
色んなことをアドバイスしてくれるチームGINRIN熊本の方々、また一緒に練習していただいている方々には本当に感謝しかない。
 
 
いつも朝練でフルボッコ笑。夏までには勝ちに絡らめるようになりたい!なる!