阿蘇パノラマラインヒルクライム 1日目 レースレポート
阿蘇パノラマラインヒルクライム。今回はこのレースもそうだがヒルクライムレース自体初参戦。強度もペースもわからないが、コロナ罹患以来レースのモチベーションが上がらなかった。この状態を打開すべく、きっかけ作りにヒルクライムレースにエントリー。レースは1日目が南阿蘇コース、2日目が北阿蘇コースに分かれ、順位は各日リザルトと2日間の合計時間のリザルトで分類。さらに年齢別カテゴリーに分かれる。自分は、南阿蘇コースのみのエントリー、カテゴリーはマスター2に入る。
●レース前
レースの2ヶ月前からほぼ毎日二重峠に登っていた。特に目標タイムはなく、たまに調子いい時だけペース上げる感じ。別メニューや食事制限も一切なし。しかも、この季節(7月〜8月)は雨予報も多かった。通勤も兼ねてるので、雨予報はパワーメーターのないセカンドバイクを使う。この為淡々と登りトレーニングしてない感は大いにあったが、一時期は20分280W出せた日もあり、結構仕上がってきたという実感はあった。だが、レース3週間前に夏風邪を拗らせ一週間以上熱が引かなかった(コロナ疑惑)時期もあり、おかげで20分230Wぐらいまでコンディションは落ちてしまった。体調管理不足だったけど、仕方なくこのコンディションでレースに臨むことになった。
登った後の景色は格別
●機材
機材仕様は下記
車体 addict rc my20
ホイール roval cl50
タイヤ 前 pro one 後 GP5000str
ギア 前 46tシングル 後 10-33
車重 7.6kg
本当はフロントの丁数を44tに変更するはずだったがフラットチェーン対応していない物を購入してしまい、仕方なく46tで出走した。
●レース当日
スタートはTT方式が採用されていて、10秒ごとぐらいにざっくりでグループがスタート。チームメンバーとスタートするはずだったが阿吽が合わず自分だけ先発グループとしてスタートした。程よくして回収されて、10分程度は300wでトレインし、景色がひらけてくる区間になると徐々に千切れられ残りは一人旅でのレース。最初のトレインで足が売り切れてしまい、おまけに46tのフロントシングルが仇となりひと踏みが重い。心拍数も9割超えており腕が痺れてくる感覚もでてきた。それでも数十メートル毎に落ちてきたクライマーを目標にするとの何よりも目前に同じカテゴリのチームメイトが見えていたので、ここで踏みやめようという考えにはならなかった。チームメイトが目標であり支えだった。トンネル付近では、体調も復活してきてペースを上げるも、すぐそこに見えていたチームメイトも同じだったようでなかなか近づかない。そうこうしているうちに、残り3k、2kとゴールが近づくが結局追いつかなかった。最後は別カテゴリの人が追ってきていたのでスプリントしてゴール。
タイムは33分12秒、カテゴリ2位。
ゴール直後はフラフラで全く力が入らなかった。ドリンクも受け付けない状態。出し切ったんだなと改めて感じた。
●最後に
総合は捨ててたが、カテゴリ2位というのが、今思うと悔しい結果。次は30分を切りカテゴリ1位を目指したい。
練習メニューも淡々と登るのではなく、ある程度強度上げて臨みたい。
あとは機材に対してもっと積極的に改善を取り組んでいきたい。